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2017-06

空が真っ赤に染まった夜 - 2016.08.11 Thu

朝は冷たいくらいの風が入っていたが、昨夜も熱帯夜。
もう茹だるゥ。朝にシャワーして、寝るときまたシャワー。
汗流すと涼しく感じるんだな。

ま、連日の35℃超えでぐったり。
パトさんは元気いいでぇ。
昼からユ○クロでかけたし、その帰りにピ○ゴ寄ってきた。

オレへのお土産はTシャツ2枚。
夏物バーゲン狙いだとかなんとかいいながら、
出掛けるのは、ひとえに彼女のストレス解消だかんね。

ついてゆくと時間かかるからタイヘンなのだが、
最近は1人でゆくのでラクチン。
ついでに車洗っておいでよ、っていうだけでいい。アハ。

16811-a3.jpg

でね、3時間ほどパトさんが遊んできたから、
オイらはなにしてかというと、鬼のいぬまの洗濯物も、
なにひとつなくて、ひたすらエアコンの下でこっくりこっくり。

ま、よくブラウスだの、Tシャツだの、買ってくるものではある。
それで気晴らしできればいいんじゃないかって。
やりくりするのは彼女だからね。

16811-a1.jpg

太陽が沈んでから、しばらく残照が西空を染める。
1日としておんなじ雲がない。色も違う。
昨夜は盛大だったね。

ふと見ると中空にお月さんがあった。
「おーい、きてごらんよ」
2人並んでカメラを構え、シャッター切った。

こういう赤い空は不気味でイヤなんだな。
いまのじゃなくて、20年前の映画「インデペンデンス・デイ」を想い出す。
直径24kmにも及ぶ円盤型UFOがニューヨークの空に現れる。

その不気味さが、さらにはオイらの原体験の大空襲の夜の記憶に、
つながってゆき、脳裏に焼き付いた街が燃えさかる色となる。
なんか頭の鉢を締め付けるような不快感があるのだ。

太平洋戦争末期の昭和20年7月29日の夜。
浜松の市街は、天竜川沖合からの米英海軍の激しい艦砲射撃を受けた。
70分間だったという記録があるが、打ち込まれた砲弾はなんと2160発。

浜松はホームタウンといわれ、
ほかの都市への空襲の往き帰り、爆弾を落としてったから、
すでに市街地は、度重なる空襲によって焼け野原となっていた。

そこへ容赦なく20秒に1発の砲弾が飛んできたのだ。
凄まじい一夜であったことが、幼児のごんべの脳裏に刻まれている。
いま残照をきれいだなと思ってみる。

けれども、その想いのうしろがわには忌まわしい記憶がある。
夏になると繰り返し、これを書く。
そのうち、これを知る人もいなくなってしまうからね。

16811-a2.jpg

うちのまえの道路は慢性渋滞なのだが、今朝は空いていた。
なんで?? と思ったら、「山の日」だっていう。
なんだこれ? だけれど、新しくできた祭日らしい。

「山の日」ねぇ。「海の日」があるからねぇ。
日本山岳会が頑張って、この日が制定されたってことらしい。
山に親しむ、ってのもいいけれど、シニアはムリしないこと。

年配者が遭難すると、いつも寂しくなる。
「あの頃のオレたちじゃない」といって、オレも仲間たちも、
50歳半ばで山行きをやめてしまった。

おのれを知らなければいけない。
自然を知らなければいけない。
そう思う。

16811-a5.jpg

夕方、シャワーしてからはパンツいっちょ。
なんならスッポンポンでもいいんだけれど、以前みたいに1人じゃないから、
ま、はしたないとうろうろするときは短パン穿く。

そうだな 越中褌だったら涼しかろうな。
あんたは、だいたいが品がない。品ってなんだべな。
オイら下町気風のなかで育ったし、こういうのがキライじゃない。

別に、ことさら気取ることもねぇや........... ってのが基本だよ。
爺ィちゃん、褌いっちょで縁側に座っていたわいな。
バァちゃんもお腰いっちょの襦袢姿でうろうろしてたわいな。

3つ年上のネェちゃんお手伝いもあっぱっぱァ。
オイらは、パンツいっちょ。
ま、下町の夏はこんなもんだった。

16811-a6.jpg

そのころはねぇ、
内風呂があったとしても、薪の確保が大変だったから、
爺ィちゃんとオレは明るいうちに銭湯にゆく。

爺ィちゃんは背中には、立派なお不動さんの絵が描いてあって、
一番風呂のご隠居さんたちには一目おかれていた。
温和でいつもバァちゃんに怒られてばかりいる爺ィちゃんがねぇ。

で、オレも大きくなったら背中に絵を描くゥ、といって叱られた。
昔の職人さんは、普通に彫り物をしている人がいて、これをガマンといった。
オレは、あれをしたかった。

入れ墨といってはいけない。
江戸時代の罪人には、刑罰として墨を入れたんだからね。
刺青ともいう。

刺青とは、現代でもつかうけれど、谷崎潤一郎の造語だそうな。
タトゥーはあちらのモノだし、
文身というのは宗教的な意味があるってはなし。

ま、世界中の民族の文化のなかに、これは根強く残っていて、
若者たちはファッション感覚で入れるけれど、
子供ができたりして後悔しても、消すのはタイヘンだそうな。

16811-a4.jpg

それで、爺ィちゃんについて銭湯へゆくけれど、
この時間帯ってのはご隠居ばっかりだから湯が熱いんだなァ。
足の皮ァ、ひりひりしてオイらにゃはいれない。

するとご隠居さんたちが囃すんだ。
「なんだァ。男のくせしてぇ、タマおいてきたか」
これがシャクだからオレも頑張るけれど、それでも入れない。

「タマ、ぎゅっと握れ。オレは男だってガマンしろ」
よくしたもんで、オイらも男の子。
男の中心のタマァ、握って、下っ腹力入れるとはいれるんだ。

「おう、それでこそ男だァ」って、
かわいそうに、オイら茹で蛸みたいに真っ赤になってるゥ。
ま、これで鍛えられたんだな。

それから幾星霜。
オレは大都会の片隅で夢に向かって頑張っていた。
たまに帰ってくると、その銭湯の同級生のところに一升瓶もってゆく。

彼もおんなじ浪人中で、夜だけ銭湯のカマ場で風呂焚きしていたのだ。
焚き口のとなりに三畳ばかりの部屋があった。
積もるはなしを肴に酔っぱらってくると、毎度のことながら湯温調整いい加減。

オガクズをカマに入れるのもいい加減になってくるから、
「アッついよ........」と仕切りの戸が開いて、
舞台ハネて化落としにきたオネーさんに怒鳴られる。

ストリップ劇場のオネーさんっていうか、オバちゃんっていうか、
3段になった下腹部隠しもせずに、
そこへ胡座して、アタィにもいっぱいなんてね。

オカネとった客にもみせないもの、平気で開帳して、
「いい若いもんが、なんだいこんなところで.........」って、
きゃっきゃっいいながら酒盛りはじまる。

あいつも一浪して一流大学へゆき、家の期待通りに役人となった。
いま、銭湯の煙突たってたその場所に、
見上げるような高層マンションがあって、どこがどこやら。

面影探して歩いてみるけどさっぱりわからぬ。
艦砲射撃の夜の空が真っ赤に染まった街は、
そんなことまったく知らない人たちの街になったのだからねぇ。

あぢィ。
いってもしかたがないけどね。
ほなあした............

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