上手に泳ぐ方法は、たぶん、ない - 2016.07.23 Sat
今朝も涼しいよ。大陸高気圧からの冷たいプレゼントらしい。
昨日の午後はそれを通り超して、寒かった。
窓ぜんぶ閉めてしまってもアツくなかったからね。
いま窓の外の空は灰色だけれど、予報は晴れ。
デスクの温度計は27.1℃。
30度は超えないという予報がでている。

窓の外は無機質な屋根の風景ばかり。
富士山も見えないし、南アルプス前衛の山々もみえない。
自然児ごんべ、ちょっとだけ寂しい。
さっき、ぼけぇぇ......... と窓から外を覗いていたら、
夏アカネが2匹飛んでった。ベランダにセミの死骸が転がってた。
コンクリートでできた街の哀れを誘った。
ま、自然はないのだけれど、ここの暮らしは快適。
向えのスーパーの閉店間際に、タイムサービス半値品を買いにいったり。
いままでになかったことだから、けっこう愉しい。
パトさんが買い物が多いと、自分で車乗っていくから、
ちょっといって......... という要望はなくてラクチン。
たまにはゆく? というときだけついてゆく。
オレ、わずか1年でねぇ。
あのおひとりさま8年間をすっかり忘れてる。
そんなもんかなァ.....................

最近になって、ブーメランという言葉をよく目にする。
つまり、自分の発した言葉なり文章がぐるっとまわって、
わが身を責めるというか、舌禍となって戻ってくることだね。
都知事選でも、ジャーナリスト出身候補が、その罠にはまった。
自分がいった言葉がブーメランになって、
人には厳しくて自分にはアマいのか、と責められる。
翻って、オレたちブロガーだってそうなのだ。
不用意に書いた言葉に苦しめられるのはよくあること。
だからといって、無難なことばかり並べてもおもしろくはない。
いつもいってるけれど、自分が書いた言葉は、
ブーメランになって戻ってくるかもしれないのだから、
覚悟して書かなければいけない。
だいたい、戻ってくると、その人なりが見えてくるんだねぇ。
たかがブログ、されどブログ。
傍でみている分には、はなはだおもしろいけれど.........

人それぞれに「絶対的価値観」をもっているはず。
それはすなわち自分だけの尺度なのだけれど、
それをもって他人を測られてはたまらないんだな。
人付き合いに成熟していない人もいる。
自分が潰れるだけでなく、他人まで巻き込む人がいる。
そもそも、そういう意識がまったくない人までいる。
思惑を押し付けあって、ねじ伏せようとして、
あとには虚しい思考砂漠が残る。
こんなところを上手に泳ぐ方法は、たぶん、ない。
そなんななかで心の均衡を保つなんてことは至難のわざだ。
だから、逃げるが勝ち.......... しかない。
すたこらさっさと逃げて、口を閉じた貝になってればいい。

なぜ人はブログを書くのか?
そして、自分を暴露しつづけるのだろうか。
ある人がその理由をこういっている。
収入のため
承認欲求のため
書くのが好きなため
1つはアフィリエイトなどの収入が発生する仕組みのため。
あるいは芸能人が多数のアクセスを集めることで、
広告収入が発生するシステムがある。
2つめの承認欲求は、食欲や性欲とおんなじ、
人間の根本的な欲求なので、誰しもがもっているといわれる。
人に認められたいと思わない人はいないらしい。
3つめは、そのまんま、書くことが好きっていう人。
不肖ごんべ、3が70%、2が30%かと思う。
書くのだから、リアクションが欲しいのはあたりまえ。
ここなんだけれどね。
思惑を押し付けあって、ねじ伏せようとして、挙げ句に、
自分だけの「絶対的価値観」を押しつけないで欲しい。
Blogとは、WebをLogするという意味で、
Weblogと名付けられ、
略してBlog(ブログ)と 呼ばれるようになったもの。
そもそもはWeb上の議論などをリンクして多数の意見をまとめ、
これをテーマごとにつなぐために、トラックバック機能があるのだが、
もはや、その存在すら知らない人が大多数。
おなじテーマをつないで議論してゆく。
そのためには、まことに便利なツールであったし、
コメントを交わして議論を深めるのが愉しかった時代があった。
いつの間にか、ほんとにいつの間にか..............
コメント欄をひらいておくと、揚げ足とられて煩わしいと、
そう思う人が多くなって本来の機能は目的を失っている。
いうことはいう。
けれども人のいうことは受け付けない。
これは普通のことではないんだけれどねぇ。

オイらが幼いころ、近所の映画館のオーナーのオバちゃんと、
うちのバァちゃんがしゃべくり友だちで、
べちゃくちゃ喋衛はじめるとオレは客席のほうへゆく。
5歳くらいからはひとりでいっても木戸御免だったが、
あの遮光するトビラは重たくて、オレには開かない。
売店のオネーちゃんに「開けてぇ..........」とたのむのだ。
この劇場は、戦災に焼け残ったから、最初は座席の前のほうが畳で、
ごろりと寝て観ると、ほんとうに極楽。
そのまま眠ってしまうのも、これまた極楽。
都会の片隅で、じめじめ暮らしているときも、
オールナイトを観にいって、サントラ子守歌にしてよく眠っていた。
映画が好きなのか? 眠るのが好きなのか?
ここんところの聴覚障害が進んでからは、
映画館にいきたくても、 あの大音響システムが、
生理的な苦痛にかわるので、それが辛くて足が遠のいた。
でねぇ。この劇場には、しばしば実演がきた。
憶えているのは、大宮デン助一座、大江美智子一座、その他の女剣劇。
いわゆる大衆演劇というやつで、半月くらい公演して入れ替わる。
聞くともなしに、って、実はしっかり聞いている耳年増のガキだった。
いろんな噂をオバちゃんが持ち込む。
たとえば、どこそこの娘が、何々一座の誰某と逃げたとかネ。
したり顔で、そんな噂を聞いているマセたガキなんだな。
楽屋へも、ちょくちょく入り込んだ。
オバちゃんに「遊んでやっておくれな」と頼まれたりした。
同い年くらいの子がいれば、 八幡さまの境内へ連れてって、
ブランコ、スベリ台で、暗くなるまで遊んだりした。
なにせ、子供ながらも美形だからね。オイら、ちょっくら自慢。
あるとき、デン助一座の楽屋へいって、キョロキョロしていた。
ハゲ頭のデン助探していたけれど、
ハゲカツラとったら、オイらには誰なのかわからない。
面白いヤツだといって、カドの鰻屋につれてって貰った。
それが、幼いながらも派手がましくて、
「大きくなったら一座に入れておくれ...........」 といったとか。
「なにいってんだ。おまえは跡取りじゃないか」
とバァちゃんにしかられたけれど、
役者になるのもわるかァないと、幼心に思っていた。
中学へ入ったころに、オバちゃんが亡くなって、劇場も代替わり。
絵看板も裸のオネーさんになった。
要するに、ストリップ。
もう充分に、色気づいていたから、何度か忍び込んだ。
三段腹年増の踊り子さんが、暗転するその瞬間にバタフライとる。
ちらっとなにか? 見えたような、みえないような............
いま、あのあたり通ると、またまた街が様変わりして、
どこがどこやらわからない。
ここかなァ、と通る度にクビひねって通り過ぎる。
あれぇ、曇ったままだぞ。
ほなあした..........
ゆぁ・はっぴー?
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昨日の午後はそれを通り超して、寒かった。
窓ぜんぶ閉めてしまってもアツくなかったからね。
いま窓の外の空は灰色だけれど、予報は晴れ。
デスクの温度計は27.1℃。
30度は超えないという予報がでている。

窓の外は無機質な屋根の風景ばかり。
富士山も見えないし、南アルプス前衛の山々もみえない。
自然児ごんべ、ちょっとだけ寂しい。
さっき、ぼけぇぇ......... と窓から外を覗いていたら、
夏アカネが2匹飛んでった。ベランダにセミの死骸が転がってた。
コンクリートでできた街の哀れを誘った。
ま、自然はないのだけれど、ここの暮らしは快適。
向えのスーパーの閉店間際に、タイムサービス半値品を買いにいったり。
いままでになかったことだから、けっこう愉しい。
パトさんが買い物が多いと、自分で車乗っていくから、
ちょっといって......... という要望はなくてラクチン。
たまにはゆく? というときだけついてゆく。
オレ、わずか1年でねぇ。
あのおひとりさま8年間をすっかり忘れてる。
そんなもんかなァ.....................

最近になって、ブーメランという言葉をよく目にする。
つまり、自分の発した言葉なり文章がぐるっとまわって、
わが身を責めるというか、舌禍となって戻ってくることだね。
都知事選でも、ジャーナリスト出身候補が、その罠にはまった。
自分がいった言葉がブーメランになって、
人には厳しくて自分にはアマいのか、と責められる。
翻って、オレたちブロガーだってそうなのだ。
不用意に書いた言葉に苦しめられるのはよくあること。
だからといって、無難なことばかり並べてもおもしろくはない。
いつもいってるけれど、自分が書いた言葉は、
ブーメランになって戻ってくるかもしれないのだから、
覚悟して書かなければいけない。
だいたい、戻ってくると、その人なりが見えてくるんだねぇ。
たかがブログ、されどブログ。
傍でみている分には、はなはだおもしろいけれど.........

人それぞれに「絶対的価値観」をもっているはず。
それはすなわち自分だけの尺度なのだけれど、
それをもって他人を測られてはたまらないんだな。
人付き合いに成熟していない人もいる。
自分が潰れるだけでなく、他人まで巻き込む人がいる。
そもそも、そういう意識がまったくない人までいる。
思惑を押し付けあって、ねじ伏せようとして、
あとには虚しい思考砂漠が残る。
こんなところを上手に泳ぐ方法は、たぶん、ない。
そなんななかで心の均衡を保つなんてことは至難のわざだ。
だから、逃げるが勝ち.......... しかない。
すたこらさっさと逃げて、口を閉じた貝になってればいい。

なぜ人はブログを書くのか?
そして、自分を暴露しつづけるのだろうか。
ある人がその理由をこういっている。
収入のため
承認欲求のため
書くのが好きなため
1つはアフィリエイトなどの収入が発生する仕組みのため。
あるいは芸能人が多数のアクセスを集めることで、
広告収入が発生するシステムがある。
2つめの承認欲求は、食欲や性欲とおんなじ、
人間の根本的な欲求なので、誰しもがもっているといわれる。
人に認められたいと思わない人はいないらしい。
3つめは、そのまんま、書くことが好きっていう人。
不肖ごんべ、3が70%、2が30%かと思う。
書くのだから、リアクションが欲しいのはあたりまえ。
ここなんだけれどね。
思惑を押し付けあって、ねじ伏せようとして、挙げ句に、
自分だけの「絶対的価値観」を押しつけないで欲しい。
Blogとは、WebをLogするという意味で、
Weblogと名付けられ、
略してBlog(ブログ)と 呼ばれるようになったもの。
そもそもはWeb上の議論などをリンクして多数の意見をまとめ、
これをテーマごとにつなぐために、トラックバック機能があるのだが、
もはや、その存在すら知らない人が大多数。
おなじテーマをつないで議論してゆく。
そのためには、まことに便利なツールであったし、
コメントを交わして議論を深めるのが愉しかった時代があった。
いつの間にか、ほんとにいつの間にか..............
コメント欄をひらいておくと、揚げ足とられて煩わしいと、
そう思う人が多くなって本来の機能は目的を失っている。
いうことはいう。
けれども人のいうことは受け付けない。
これは普通のことではないんだけれどねぇ。

オイらが幼いころ、近所の映画館のオーナーのオバちゃんと、
うちのバァちゃんがしゃべくり友だちで、
べちゃくちゃ喋衛はじめるとオレは客席のほうへゆく。
5歳くらいからはひとりでいっても木戸御免だったが、
あの遮光するトビラは重たくて、オレには開かない。
売店のオネーちゃんに「開けてぇ..........」とたのむのだ。
この劇場は、戦災に焼け残ったから、最初は座席の前のほうが畳で、
ごろりと寝て観ると、ほんとうに極楽。
そのまま眠ってしまうのも、これまた極楽。
都会の片隅で、じめじめ暮らしているときも、
オールナイトを観にいって、サントラ子守歌にしてよく眠っていた。
映画が好きなのか? 眠るのが好きなのか?
ここんところの聴覚障害が進んでからは、
映画館にいきたくても、 あの大音響システムが、
生理的な苦痛にかわるので、それが辛くて足が遠のいた。
でねぇ。この劇場には、しばしば実演がきた。
憶えているのは、大宮デン助一座、大江美智子一座、その他の女剣劇。
いわゆる大衆演劇というやつで、半月くらい公演して入れ替わる。
聞くともなしに、って、実はしっかり聞いている耳年増のガキだった。
いろんな噂をオバちゃんが持ち込む。
たとえば、どこそこの娘が、何々一座の誰某と逃げたとかネ。
したり顔で、そんな噂を聞いているマセたガキなんだな。
楽屋へも、ちょくちょく入り込んだ。
オバちゃんに「遊んでやっておくれな」と頼まれたりした。
同い年くらいの子がいれば、 八幡さまの境内へ連れてって、
ブランコ、スベリ台で、暗くなるまで遊んだりした。
なにせ、子供ながらも美形だからね。オイら、ちょっくら自慢。
あるとき、デン助一座の楽屋へいって、キョロキョロしていた。
ハゲ頭のデン助探していたけれど、
ハゲカツラとったら、オイらには誰なのかわからない。
面白いヤツだといって、カドの鰻屋につれてって貰った。
それが、幼いながらも派手がましくて、
「大きくなったら一座に入れておくれ...........」 といったとか。
「なにいってんだ。おまえは跡取りじゃないか」
とバァちゃんにしかられたけれど、
役者になるのもわるかァないと、幼心に思っていた。
中学へ入ったころに、オバちゃんが亡くなって、劇場も代替わり。
絵看板も裸のオネーさんになった。
要するに、ストリップ。
もう充分に、色気づいていたから、何度か忍び込んだ。
三段腹年増の踊り子さんが、暗転するその瞬間にバタフライとる。
ちらっとなにか? 見えたような、みえないような............
いま、あのあたり通ると、またまた街が様変わりして、
どこがどこやらわからない。
ここかなァ、と通る度にクビひねって通り過ぎる。
あれぇ、曇ったままだぞ。
ほなあした..........






*ごんべの「写真ホームページ」です

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