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2017-10

あのあたり面影の欠片もありはしない - 2015.12.01 Tue

12月だァ。師走だ ァ。
っていうほどのこたァないけれど、気忙しいのだ。
パトさんは、おーいそがし.................... と動いてるゥ。

夕方になってどこやらへでていった。
真っ暗になっても帰ってこない。
腹減ったァ。

それは、とりもなおさず、
この街にすっかり馴染んだってことだから、
ま、いいかって........

 15121-a2.jpg
 ↑朝フォト

浜松には「三ヶ日みかん」というミカンのブランドがある。
温暖な浜名湖の南向き斜面で慈しまれて育ったミカン。
むかしに比べると、消費量が減っているらしい。

最近は床暖なんぞで炬燵が減ったからか、
みんなでミカン食べるって慣習がなくなったという。
まさか、家族団欒の減少がミカンに影響するとはねぇ。

ところで「三ヶ日」は「みっかび」。
いままで「みけか」と読んだ人がふた〜〜〜り。
だって、そう読めるって、パトさんがいう。

それから、昨日テレビで見た「うなぎいも」って、
いかにも浜松的なっていうところでおもしろかった。
本来捨ててしまうウナギの頭と骨を肥料にしたサツマイモのこと。

これで糖度40のサツマイモを作り出したそうな。
菓子類などの材料として、すでに商品化されて、
プロジェクトが30人の生産家を生んで機能しているっていう。

 「うなぎいも」←click

発想と行動力が新しいものを生み出す。
これが浜松のやらまいか精神で、
それがサツマイモだったというのが、愉しいねぇ。

 15121-a1.jpg
 ↑宵闇の頃

水木しげるさんが旅発たれた。93歳。
妖怪好きのごんべには、たまらなく寂しい。
そういえば熊倉一夫さんも10月に亡くなられた。

 ゲ、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ
 朝は寝床でグーグーグー

ごんべは妖怪好き。
民俗学では、これを信仰が衰えて零落した神の姿としている。
仇をなさないとあれば、剽軽な存在でしかない。

つまり、この世のわけわからんものは妖怪なのだな。
別に憑依するでもなく、そこいらへんにいて、
人間が口実にするときだけでてくるという.............

おーい、怠けもんの神さんよ。どこいった?
いっしょに.........
ご冥福をお祈りしようじゃないか。

 151127-ak33_20151201093106b98.jpg
 ↑方広寺の紅葉☆画像クリックで拡大します

当地は、お造りとはいわない。
刺身は刺身だね。
お造りは関西風だが、浜松には届いていないのだ。

だいたいが、東西の文化の境は浜名湖あたり。
もうちょっといって、越すに越されぬ大井川あたり。
いずれも橋がなくて、渡し。文化は越えられないらしい。

ウナギは関東風が背開きで、関西は腹開き。
関東は武士がおおくて、腹切りを嫌ったという。
浜名湖が東西の境で混在している。

お造りとは本来女性言葉である、とどこやらに書いてあった。
こちら、タイのお造りになりますゥ。
って、成増言葉もヤだねぇ。

 151127-hk05.jpg
 ↑方広寺の羅漢さん☆画像クリックで拡大します

思春期を送った下町の家は、母屋にお手伝いさん2人とごんべ。
別棟の寮に、会社の若い衆が10人ちかくいて、
お手伝いさんたちは、祖父母の元気なころから寮と母屋の賄いなどしていた。

オレは、育ててくれた祖父母が彼岸へいってからも、
ここで若い衆と一緒に育った。
で、盆暮れになると賞与もらった彼らは、いそいそと帰郷する。

おねぇちゃんお手伝いも嬉々として、
新しい洋服ひらひらとバスへ乗って、お里へ帰っていった。
けれども、いつも夕方には帰ってきた。

飲んだくれのおばちゃんお手伝いは、
食事の支度中でも飲んでいて、朝から晩までべろんべろん。
で、仕事のないときは、鼾かいて眠ってた。

おねぇちゃんお手伝いが帰ってくると,
ごんべと一緒に映画観にいった。
映画の華やかな時代であったから、どの劇場も超満員。

各社オールスター映画がかかっているから、どこを観るか散々迷う。
いまのように冷房がんがんではない。
天井でゆったりと大きな扇風機がまわっているくらい。

超満員で入ったばかりは立ち見なのだ。
壁に貼り付きながら、背伸びしてスクリーンを見る。
で、三本立ての次の幕間に、空いた席に突進していく。

途中から観た映画も、もう一度観ないと出ることはできなかった。
ごんべ15歳、おねぇちゃんお手伝い18歳。
ひとりぼっちのオレと、里へ泊まってこれない人が映画を観ている。

満員の映画館で、二人が若い身体を否応なく密着させていた。
オイらのヰタ・セクスアリスはこのへんにあるが、
それは、ま、遙か遠い霧の彼方であるから、もう、ぜ〜〜んぶ忘れた。

この頃の寮の若い衆たちは、中学でてきたばかりの金の卵といわれ、
寮から定時制高校へ通い、20歳を過ぎると、
いわゆる年期明けとなって自立していったのだ。

まだ、そういう絆みたいなものが、雇用の中にあったのだね。
彼らたちと一緒に育っているから、そりゃ生意気にもなる。
昼間の寮にいくと、エロ雑誌が転がってる。それを隠れ読みしていた。

ある日、突然におねぇちゃんお手伝いがはいってきて、
エロ本隠す間もなく見つかった。
「いいのよ、わたしもも見てるから........」ってね。

ま、こんなんで、15、16、17とオレの思春期は過ぎていき、
おねぇちゃんお手伝いは、寮から巣だっていった青年のところに嫁にいった。
奥の部屋に人が集まって三三九度したのを、オレは端っこでみていた。

父親が嫁入り道具一切もたせたという。
酔いどれお手伝いは、涙ポロポロ泣き上戸になっていた。
そのあとは、父親の会社が倒産して、みんな、ちりぢりばらばら。

いま、あのあたり、面影の欠片もありはしない。
ビルとビルの合間から、
お城の天守閣がチラッと見えただけ。

さむぅ、炬燵へゆく。
ほなあした...........

20chaplin_20131128081945c5b.gifゆぁ・はっぴー?

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