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2019-08

蟷螂の斧ほど虚しいものはない - 2019.08.16 Fri

空気がベタベタする。サウナのなかはこんなか?
これまでにサウナってのは一度しかはいったことがない。
放浪の旅の途中で、泊まる所がなくってね。

サウナに、寝られる場所があるからいったのだが、
なんたって、そこはサウナだから、ま、いっぺんくらい経験するかと、
入ったはいいが、所詮閉所恐怖症には無理だった。

1分もたずに飛び出て、ひぇぇ........... と入ったところが水風呂で、
ダメだ、こりゃァ..... と、いかりや長さんみたいなこといって、
ヘンなヤツって周りの人に睨まれた。

あれはたしか新潟県上越市だったよな。
今朝のあまりの空気の熱さと、べたつきに思いだしたが、
あれはオレの一生の不覚の出来事。

窓の外の視界もなんとなく霞んでいて、
駅前のタワービルのてっぺんが靄っているのだ。
なんか、視界がせまい。

そういえば、うちの妹たちも風呂が大キライで、
それはひとえに、みんな天パだから、湯気に当たると、
ヘアスタイルが収拾がつかないって一事にある。

その妹たちが、すぐ下の妹のところで女子会だっていうので、
おペケも呼ばれて、オレ、送っていった。
それで、うちに戻って、することもなし昼寝。

 19816-a1.jpg
 ↑ 遠くが霞む

おペケが4時に帰ってきた。
なんだりかんだり話を聞いてると、夕餉の支度の時間になった。
「炒飯でいい?」

「炒飯だけじゃ足りないな。なにか乗せてぇ」
「なにのせる?」
「焼き肉とか」

「肉焼けましたァ、で、これどうするの?」
「ハサミもってきな」
オレは例のごとく刻むのだ。

ま、いうなれば、炒飯ねこまんま。
「なるほどね」とおペケがいい、
「わたしは大きなままにするわ」

 ←click 

だいたい、オレのは標準が「おひとりさま飯」なわけで、
乗せちまえば、皿1枚余計に洗わなくていいとか、
よくいえば合理的、ま、めんどくせーこたァしないが基本だーな。

 19816-af2.jpg 19816-af1.jpg

妹たちも3人が後家さんになった。
すぐ下とその下がとなり合わせで、いま風の墓を買ったらしい。
無宗教で法事なんぞも一切なし。植樹だけするそうな。

ま、オレは総領で継いだ墓があるわけだし、寺の法要もせにゃならん。
それを放棄しようとも思わん。
ただ、その次っていうと余所へ嫁いだ娘だからねぇ。

面倒は見てくれるといっているが、
オレの代で墓仕舞いして、永代供養塔に移すつもり。
まァ、しゃーないわな。そういう時代だからねぇ。

お盆も終わった。
その、遠いところを帰省しなくていい、google MaP使って、
墓参りだっていうので、うちの墓も検索してみた。

なるほどね。
航空写真で見ることは出来る。
これですますかは別として、墓参りもデジタル時代かぇ。

 19816-af4.jpg

人はロンリーハートにあるとき、他の人のハートにも敏感になる。
それで他の人のハートが覗けた気がする。
これは経験したからほんとだな。

それでどうするかは人それぞれ。
オレは見守るしかできない。関わってはいけないものね。
が、聞いてあげることはできる。

大人の涙って滅多に流すものじゃない。
オレは、3回くらいしか泣いたことがなかった。
けれど、釣りの相棒なくしたときは、通夜の枕辺で号泣した。

あの人を失ってからは、涙腺のせんぼが緩くなった。
なんでやの、というくらい、
他の人のハート覗いてはとめどもなく泣いた。

たぶん、自分自身の悲しみによって、素直な心になったのだ。
おのれの悲しみに重ねてしまうというか。
ま、ただ単に年齢のせいで、涙もろくなっただけという説もある。

あれは、ある種の老人性感受性の目覚めだよ。
涙腺のせんぼの自動開閉センサーが、いつの間にか変わったのだ。
あの人を失い、それによって目覚めた心情ともいえる。

 19826-af3.jpg

だからねぇ。
そこを通り抜けた先輩たちの言葉は素直に聞いた。
で、先輩はこういった。

 泣けるときは、手放しで素直に泣きなさい。
 泣くっていうことは、ガス抜きなんだからね。

そうなんだよ。ガス抜きだ。
だから、オレが、なんかしらん、すぐに泣くもんだから、
婿殿がそれみて、戸惑って、おろおろしたり。

あとで、当のオレがそれを面白がったりした。
素直になる、これが悲しみが教えてくえたことだね。
だけど、負にあるときの人間の脳のメカニズムは優れている。

つくづく、そう思う。
9年間のおひとりさま経験は伊達じゃないからね。
自然と上手に立ちまわるようになる。

自分のハートを立ち直すのは、自分でしかない。
この鉄則も学んだ。
だから、どなたがオレとおなじ道を踏んでも多くを語っちゃダメ。

語らないようにしている。
たとえば、どなたかがおなじような別離に戸惑っていたとして、
オレになにが出来るのか?

そっと見守ってあげたり、一緒に振り返ってあげることはできる。
けれども、それ以上は踏み込んではいけない。
オレにはなにもできない。

オレがズタボロになり、おろおろと彷徨ったとき、
先輩たちは、手を差しのべはしなかった。
話は聞いてあげるよ。が、自分で這い出てこいよ主義だった。

それはともすると共倒れになってしまうから、
先輩たちの自制でもあったと思う。
このちっちゃな心遣いのプレゼントが、なによりもうれしかった。

だから、それから接する人にもオレはそうする。
傷心だからこその、デリカシーの壁はある。ここが肝心なのだって知った。
踏み込んでしまいすぎての不協和音はわりと起きるんだ。

それは双方にとって辛いこと。いくつかはそんな涙だった。
だからこそ、静かに見守ることで、
その共鳴の余韻を消さずにいけたら、それでいい。

触れあえそうで、すれ違ったことも何度かある。
で、それで生じた不協和音には、非情になってもいい。
なぜならば、自分のハートがいちばん大切だもの。

それを守るのは最優先にする。
さっさとと逃げる。それ以上は触れあわずに、そぅぅ.......... と逃げる。
ネットの世界の原則はスルー、逃げるが勝ちってこともある。

黙ってりゃ通過していくよ。
そうしておいて自分の平穏な心を取り戻せばいいんだ。
オイらが9年間で学んだ知恵というか、処世術っていうか。

よくある「蟷螂の斧」ほど虚しいものはない。
誰がためにそうまで気張るんだ。
肩の力を抜いたほうが 人世愉しいのにねぇ。

そうじゃないかぇ、皆の衆。
ほなあした..............

20chaplin_20190104115545e01.gif ゆあ・はっぴー?

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