ぽかぽか陽気で富士山は再び霞みのなか...
- 2009-11-07(00:06) |
- 遊々爺的生活
浴槽へ湯を張って 上からこぼれるまで忘れていた。
うわーーーっと叫んで止めにいき、その熱い湯へ我慢して入ったのだね。
大汗かいて、ふらふらして、完全にのぼせ状態。
行水したカラスが湯あたりした。
額から汗掻いたので、先ほどまで、ズンブリ入っていた炬燵が暑苦しい。
昨日はぽかぽか陽気だったけれど、今日7日はもう立冬。
そのぽかぽか陽気に誘われて、いつもの散歩道を、てくてく。
風もなくて、額がうっすらと汗ばむ。
で、すっかり葉の落ちた山桜の枝に白いものが見える。
えっ、花がついていた。桜の二度咲き。
そうしたら、テレビの天気予報で解説していた。
葉が落ちてやや気温が下がり、後でぽかぽか陽気になると、桜が騙されるのだそうだ。
てくてく... の途中でコンビニへ寄り、サンドイッチ買って、
土手に座って食べ始めたら、ガジッといやな感触。
やっぱり、同じ歯の被せがとれた。ああ、また歯医者か...
散歩から帰って、遅ればせながら、ベッド丸裸にして、
布団、毛布を干したので、ぽかぽか太陽の恵みに包まれて熟睡。
なんとなく、太陽の匂いがするようで気持いい。
そろそろ、その先の長袖肌着やら、トレーナーやら洗っておかないと...
そうは思うが、昼間はTシャツでいたりするので、
なかなか腰が重くて、怠けもんの神さんと、ついつい仲良くしてしまう。
そういえば、ぽかぽか陽気で、富士山は再び霞みのなか...
里山からすっぽり靄っていた。

仕事をリタイアしたら どうしよう? なんて一度も考えたことなかった。
辞めたばかりは、多少の印税も入ってくるし、単発の依頼もあった。
ま、小遣い程度には困らないから切実ではない。
仕事は、途切れない程度に請けておけばいいという程度。
リタイアしたからといって、無闇に張り切り、
あれも、これも、というのは、本来が怠け者のごんべの性に合わない。
外国映画に出てくる老人は、テラスに椅子を据えて、何時間でも座っている。
あるいは、3.4人の老人がいつまでも立ち話をしている。
ひそかに、あれに憧れていた。
この国の老人たちは、せかせか、きょときょと、ちょこまか、しすぎる。
何かせねばという強迫観念にせまられているのかと思うほど...
これとても、いままでの水準保とうと思わなければいいのだな。
ごんべは、貧乏暮らしには慣れている。
もう、これ以上のカネはいらぬ。
たとえば、カメラのレンズがほしいときは、一仕事いれてもらえばいい。
が、サボッてばかりだから、ちかごろ発注がなくなった。
それはそれでいいのだ。
いつまでも、怠けもんの神さんと肩並べ、とぼぅぅぅ... としていられる。
だいいち、ちかごろ、ごんべの前頭葉にはスができて、
ボキャブラがポロポロポロリとこぼれていく。
だから、頭んなかからっぽ。なーんも考えてはいない。
こうしていたい... と望んだことだから、
こういう時間がとてもシアワセ。

長年連れ添った夫婦 は、空気のような存在だという。
その意味が、傍にいるときはわからなかった。
お互いの適温を肌で感じ、知らぬまに調整してくれていたのだね。
無意識のうちにはたらく、相手への思いやりか。
当然のように思っていたけれど、いまさら気付いても遅いけれど、
これが、まさに「愛」なんだな。
それがなくなって、注ぐ相手がいなくなって、
いまさら学んだって、しかたないけれど、
こうして、自分の心を育てあげていきながら、愛というものを再認識する。
さすがに、後悔の念と寂しさは薄れてきた。
遺影に向かうと、なにか照れくさい。
次第に、カミさんという存在が高いところにいってしまうのだなぁ。
今でも、「どうしてだ?」という気持は、すこし残っている。
諦めてしまったかというと、そうでもないんだね。
ときどき、カミさんが無性に恋しい。
写真に向かって、バーーカという。
もう、ぽたぽた落とすことはめったにない。
たまに、ひとしずく、大粒なやつが頬を伝わるだけ....
弱みも片意地もないまぜになって、
呻きつつ、喚きつつ、悲しみの穴蔵から這い出てきた。
いまは、地に足がついていると思っているが、ほんとのところはわからない。
ただ、これからどうするんだろう... という迷いはない。
一人になってからは、あまり、考えもしない。不安も戸惑いもない。
いつ、カミさんのとこいってもいい... そう、思っているからか。
爺ィ一人くらい、どうにもなるわさ。そう思っている。
これが気楽の源。自由気儘は寂しさと、背中合わせ。
ま、しばらくは、これでいいやろ。
屁理屈いってしまうとダメージが大きい。
頭は空っぽに限るなァ...
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うわーーーっと叫んで止めにいき、その熱い湯へ我慢して入ったのだね。
大汗かいて、ふらふらして、完全にのぼせ状態。
行水したカラスが湯あたりした。
額から汗掻いたので、先ほどまで、ズンブリ入っていた炬燵が暑苦しい。
昨日はぽかぽか陽気だったけれど、今日7日はもう立冬。
そのぽかぽか陽気に誘われて、いつもの散歩道を、てくてく。
風もなくて、額がうっすらと汗ばむ。
で、すっかり葉の落ちた山桜の枝に白いものが見える。
えっ、花がついていた。桜の二度咲き。
そうしたら、テレビの天気予報で解説していた。
葉が落ちてやや気温が下がり、後でぽかぽか陽気になると、桜が騙されるのだそうだ。
てくてく... の途中でコンビニへ寄り、サンドイッチ買って、
土手に座って食べ始めたら、ガジッといやな感触。
やっぱり、同じ歯の被せがとれた。ああ、また歯医者か...
散歩から帰って、遅ればせながら、ベッド丸裸にして、
布団、毛布を干したので、ぽかぽか太陽の恵みに包まれて熟睡。
なんとなく、太陽の匂いがするようで気持いい。
そろそろ、その先の長袖肌着やら、トレーナーやら洗っておかないと...
そうは思うが、昼間はTシャツでいたりするので、
なかなか腰が重くて、怠けもんの神さんと、ついつい仲良くしてしまう。
そういえば、ぽかぽか陽気で、富士山は再び霞みのなか...
里山からすっぽり靄っていた。

仕事をリタイアしたら どうしよう? なんて一度も考えたことなかった。
辞めたばかりは、多少の印税も入ってくるし、単発の依頼もあった。
ま、小遣い程度には困らないから切実ではない。
仕事は、途切れない程度に請けておけばいいという程度。
リタイアしたからといって、無闇に張り切り、
あれも、これも、というのは、本来が怠け者のごんべの性に合わない。
外国映画に出てくる老人は、テラスに椅子を据えて、何時間でも座っている。
あるいは、3.4人の老人がいつまでも立ち話をしている。
ひそかに、あれに憧れていた。
この国の老人たちは、せかせか、きょときょと、ちょこまか、しすぎる。
何かせねばという強迫観念にせまられているのかと思うほど...
これとても、いままでの水準保とうと思わなければいいのだな。
ごんべは、貧乏暮らしには慣れている。
もう、これ以上のカネはいらぬ。
たとえば、カメラのレンズがほしいときは、一仕事いれてもらえばいい。
が、サボッてばかりだから、ちかごろ発注がなくなった。
それはそれでいいのだ。
いつまでも、怠けもんの神さんと肩並べ、とぼぅぅぅ... としていられる。
だいいち、ちかごろ、ごんべの前頭葉にはスができて、
ボキャブラがポロポロポロリとこぼれていく。
だから、頭んなかからっぽ。なーんも考えてはいない。
こうしていたい... と望んだことだから、
こういう時間がとてもシアワセ。

長年連れ添った夫婦 は、空気のような存在だという。
その意味が、傍にいるときはわからなかった。
お互いの適温を肌で感じ、知らぬまに調整してくれていたのだね。
無意識のうちにはたらく、相手への思いやりか。
当然のように思っていたけれど、いまさら気付いても遅いけれど、
これが、まさに「愛」なんだな。
それがなくなって、注ぐ相手がいなくなって、
いまさら学んだって、しかたないけれど、
こうして、自分の心を育てあげていきながら、愛というものを再認識する。
さすがに、後悔の念と寂しさは薄れてきた。
遺影に向かうと、なにか照れくさい。
次第に、カミさんという存在が高いところにいってしまうのだなぁ。
今でも、「どうしてだ?」という気持は、すこし残っている。
諦めてしまったかというと、そうでもないんだね。
ときどき、カミさんが無性に恋しい。
写真に向かって、バーーカという。
もう、ぽたぽた落とすことはめったにない。
たまに、ひとしずく、大粒なやつが頬を伝わるだけ....
弱みも片意地もないまぜになって、
呻きつつ、喚きつつ、悲しみの穴蔵から這い出てきた。
いまは、地に足がついていると思っているが、ほんとのところはわからない。
ただ、これからどうするんだろう... という迷いはない。
一人になってからは、あまり、考えもしない。不安も戸惑いもない。
いつ、カミさんのとこいってもいい... そう、思っているからか。
爺ィ一人くらい、どうにもなるわさ。そう思っている。
これが気楽の源。自由気儘は寂しさと、背中合わせ。
ま、しばらくは、これでいいやろ。
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