特別室一泊で寝坊助ぶり発揮する

バス、トイレ付き 個室へお泊まりしてきた。
ただし、顔面だけで15コのセンサーをつけ、それをネットで覆って、
プロレスのマスクマンよろしく、目と鼻だけ穴をあけるという姿なんだな。

全身で22コのセンサーつけて無呼吸の精密検査。
これで眠れ...といわれて、
消灯したらすぐに眠ってしまうところが、寝坊助ごんべの面目躍如だね。

さすがに、深夜2時にはショートストリーの夢を見続けた。
朝になったら、ひとつも覚えていないけれど、
いかに寝坊助でも多少は寝苦しかったに違いない。

で、7時30分にセンサーを外してもらい、
シャワー浴びて、センサー貼り付けの薬品を落としてサッパリという...
特別室だけに待遇がよくて、これで食事がよかったら、と余分なこと考えた。

2週間後に、この分析がでるので、外来へいく。
これも、わが体のメンテナンス。
重度の無呼吸症になると、五年以内に脳梗塞、心臓発作になりやすいのだという。

眠ったままイクならば、それでもいいし、
長生きはどうでもいいけれど、他人様の世話にはなりたくないゆえに...
メンテナンスはしておかねばと思う。

同じ病院へ6年ほど前に原因不明の目眩で入院している。
耳鼻科の6人部屋だったけれど、
今回は特別室だから待遇がまったく異なる。

一泊しての支払いが三万となんぼ。
だから、ご飯の上げ下げ全部してくれるし、シャワー浴びて帰るという...
ま、あまりお世話にならないほうが、いいには決まっている。

いい天気。
同い年のタクシー運転手さんと、無呼吸の話しをしながら帰ってきた。
あまりにいい天気だから、このまま、どこかへと思ったけれど、ちょっと眠い。

明日、紅葉を撮りにいってくるということで、本日は昼寝。
おいおい、まだ寝るのかい... て、やっぱり家がいいもんなァ。

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病院の帰りに ちょっと寄り道をして、
この街でも有名な宝籤売り場に行って20枚買った。
もう20年ばばかり買っている。10万円以上は当たったことがない。

で、ここに100万円あって、好きなとこ行けといわれたら...
20年前だったら、尖閣列島、硫黄島、スミス列岩、ソーフ岩。
いずれも、絶海の孤島ばかり。ここで巨魚と対決してみたい、というのが夢だった。

それは、現役の磯釣りマンだったからで、
ごんべの時代には、手つかずのアドベンチャーエリアは少なくなっていた。
もう、先輩達の自慢話に鼻血がでるほどのぼせ上がっていたのだ。

で、10年前だったら...
ガラパゴス諸島か、オーストラリアのヘソ、エアーズロック。
いまだと、小笠原へいってその途中でソーフ岩をみたい... くらいか。

25年前に...
オーストラリアのグレートバリアリーフへのツアー企画のスタッフだった。
ケアンズ州の領事館にも受け入れ体勢がなかった時代。

けれど、あと2ヶ月でツアーが旅立つというとき...
ごんべは、その会社を辞めて脱サラし、とりあえずは素浪人になった。
だから、費用として確保した50万円は新しい仕事の準備で羽根が生えてトンでった。

だから、G・B・Rというと、あの頃の自分の頑張りが懐古されて、
アマズッパイものが、ごんべの脳内に漂うのである。
このせせこましい列島と同じ長さのリーフだなんて...ね。

ただ、新しい仕事で頭がいっぱいだった。
行ってきた人達の話なんてあまり聞いてはいなかった気がする。
いま、宝籤が当たったら? なーんも考えていない。

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今朝の最後の検査メニューに 「栄養指導」というのがあって、
栄養士さんが、「この病院食はいかがでした?」と聞く。
いま服んでいる薬を提出してあるので、それに合わせた献立になっている。

当然ながら、薄味なのだけれど、昨夜の鮭のソテーあんかけは美味かった。
「美味しかったですよ...」と返事すると、
それは、とりもなおさず普段の味付けがわかるから、褒められたのだね。

この薄味献立が物足りなかったら、
「それは普段の食事が適当でないことなのですよ...」っていわれて納得。
頑張って食事をつくってくださいね。そういわれて、うれしかった。

なにもしなかったごんべが、そこまでできているのを...
カミさんは、どういう気持でみているのだろ?

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寝坊助ごんべのことであるから

たっぷりと 8時間眠って、わりといい目覚め。
今夜は病院のベッドへくくりつけられて眠る。
20コほどのセンサーを体につけて、一晩過ごすのだそうだ。

眠られるかしらん... とちょっと不安はあるけれど、
そこはそれ、寝坊助ごんべのことであるから、ま、図太く眠ってしまうのだろう。
この検査と原因突き止めたあとの治療で期待することがある。

夜間の酸素摂取量が減ることで、新陳代謝が充分に行えず、
それが肥満の要因になるというセンセの言葉なのだね。
自分の努力はタナに上げておいて、他力本願もいいとこ。

そりゃ、おまえ虫がいいよ...
と怠けもんの神さん、ケケケ...と笑ったネ。
オレも、そりゃ、そうだ... と一緒に笑った。

で、本日16時に入院、翌日10時に退院という検査にいってくる。
そのつもりで、冷蔵庫の食品も調整したり、
主夫としては、いろいろあるのだけれど、2食ばかりは病院食。

以前だったら、病院の飯は不味いだの... いうのだけれど、
生活の土台が変わったいまは、
つくってくれるのなら、美味しく食べるさ...て気になってるから笑っちゃう。

1202-f01.jpg

カミさん が倒れる3日前、こんなことを書いていた。

 落ち込むときは、とことん落ち込めばいいさ... そういう主義だ。
 午後から、あまり言葉を発していない。
 Blogを書こうとしても文章が浮かんでこないのだ。

 しばらく休むという手もあるけれど、
 それは、もう一回落ち込んだときでいいじゃないか... と誰かがいう。
 愚痴はいわないよ。

 いったって詮無いこと、自分で乗り越えなければならないのだから、
 つらいことは黙ってりゃいい。
 しばらく飲んでないスコッチを飲んだ。

 めっぽう弱くなったなぁ。
 こめかみが、ずっきん、ずっきん脈うっている。
 なぜか、眠くならないのがシャクだな。

なにか、遠い日のような気がするけれど、あのときの気持は忘れない。
いつかは... そういう日がくる。
頭の中では理解し、覚悟しているのだけれど、目前にすると狼狽え、落ち込む。

肺炎にでもかったらカミさんの命の炎がふっと消える。
ここ数年は、この「ちゃらぽら...」で幾度となく書いていたことなのだ。
現実に、彼女の記憶がい曖昧となってきたとき、やっぱり狼狽えた。

それでも、ここを支えたら、きっと元気を取り戻してくれる。
そう信じていた。人間はいつも楽観主義なのだ。
それから一年は、無我夢中で過ごした。雲の上を歩くようなものだ。

で、その倒れた日も、なんとかやり過ごして2年目になった。
ちょっと頑張って、カミさん離れをして、
オレは、なんてったって花の独身なんだぞォ... とはしゃいでみた。

それで、何か得たか? というと、なーんも変わらない。
ま、人世ってそういうものなんだろう。

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将来のなりたい職業 が具体的にならない幼いころ、いろいろな職業に憧れる。
まず、憧れたのが、物心ついたときから見ていた映画の俳優。
近所の映画館の女主人が、バァチャンの友達で、入り浸りだったからだ。

クリクリ坊主のその顔は、かわいい... といわれていたから、
半ば、そのつもりにはなっていたけれど、大きくなるにつれ、多少は変わってくる。
で、本ばかり読んでいた、ニキビ面のそのころは、自分の顔が嫌いになった。

で、映画関連の監督か脚本家になりたいと、真剣に思いはじめていた。
叔父の一人に、文学青年のなれの果てがいた。
どうしたらいい... と聞いたら、なんでもいいから知識を詰めろ、といわれた。

ますます本を読みあさる少年になっていったのはいうまでもない。
そのころ、書斎の物置にフイルムがいっぱいあるのをみつけ、
無造作においてある、蛇腹式のカメラを見つけて、父親にもらい受けた。

ただ、これはどこかが故障でまともに写らなかった。
それをいうと、父親が中古だったけれど、"フジカ・シックス"を買ってくれた。
たしか3.000円。昭和30年頃だったから、子供のおもちゃとしては高価だった。
このカメラで撮った写真は残っている。

が、最終的に、あのカメラをどうしたか、記憶がない。
中学生くらいのとき、2眼レフの全盛期になった。
学校の帰りに、カメラ屋のウインドに張り付いてため息をつく、ほしいなぁ。

父親が、2眼レフを買ってくれると、一度は約束した。
けれど、次第に家に帰ってこなくなり、カメラどころではなくなった。
父親の会社が、倒産していたのだ。

が、顔馴染みのカメラ屋さんはそんなこと知らないから、
大いなる期待をこめていろいろと見せてくれた。
ごんべも、知らぬ顔して、ウインドーの2眼レフを手にしていた。

それからしばらく写真好き少年はカメラを手にしなかった。
オートボーイを手に、大都会の片隅を徘徊するようになったのは10年後だった。

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痛み分けでもしかたあんめぇ...

はるか昔 だけれど、サラリーマンしていた会社が、
晴天の霹靂というかたちで親会社に吸収され、
希望退職を50人募集してので、ごんべは、それに乗って脱サラした。

ま、高度成長時代の放漫経営の結果であったかも知れない。
脱サラの準備をしていたところで、タナボタの資金付きで円満退社した。
そういう経緯が、ごんべ自身にもあったのだね。

だから、日航OBの年金問題の報道を見ていて、
うーーんと唸ってしまったのだね。
OBさん達が主張されることも、しごくごもっとも... なのだな。

だからといって、ここまで放漫経営を続けてきた会社が、
公的資金を注ぎ込まなければ、経営していけないとなれば、
会社を失ってしまえば、OBさんたちの主張も水泡に帰してしまう...

なぜ、ここへ陥ったのか。
それを、承知している彼らが、会社再建のためにモノをいうべきだと思う。
法的整理されることは理不尽かも知れないが、いつまでも胡座をしてはいられない。

税金が投入されることで、"モト"が確保され"コ"が得られるならば、
ここは、痛み分けでもしかたあんめぇ...
と、細々厚生年金のごんべは、所詮他人事ではあるのだねぇ。

気絶睡眠して、一気に眠って目が覚めたら、
あ、これは、もう8時台なんだろな... という雰囲気。
枕元の時計をみたら、やっぱり、8時30分だった。

で、迷った。下着を半袖にしようか、長袖にしようか。
昨夜、炬燵のずんぶりと潜り込んでいたら、おでこに汗掻いていて、
よくよく考えたら、朝が寒くて発熱下着の長袖を着込んでしまったからだった。

ま、いいや...と結局はTシャツ着込んだのだけれど、
今日は、小春日和で、それでいいみたい。

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3日ほど前から 台所の食器洗いをお湯でしている。
手が冷たいというわけではないけれど、
温水で洗ったほうが、きれいになるような気がするのだね。

最近は、パソコンデスクと台所と炬燵、これがごんべの居住区なのだね。
あ、もうひとつベッドがあるか。
これ以外のところは、それほど長い時間いないから、よそよそしい。

さきほど、ご飯食べていて、あいたっ...
唇の裏側を噛んでしまったのだね、それも1回でなくて2回も。
腫れてくるから、また、噛んでしまうのだろうか。

昨日も、長袖の肌着をありったけ洗濯したまではいいけれど、
あっ、と炬燵のなかで気付いたのは、西の空が茜色に染まってからだった。
洗濯機のスイッチ押して、居住区へ戻ったらころりと忘れる。

そりゃ、老人性健忘症ではあるけれど、別にあせるわけじゃない。
なーに、今日干しとけば、そのうち乾くでしょ。
で、ベランダで乾していたら、朝の小春日和がいつのまにか雲びっしり。

あ、暢気にしているけれど、明日は検査入院だった。
これ、終わったら入院パンフレット読んでおこう。

202-f05_20091124090809.jpg

男子厨房に入って 釣り師は一人前。
祖父の代から伝わるわが家の家訓である。
何が特権だといって、旨い魚の食えるのが楽しみで釣りにいくのだ。

リリース? そんな、もったいない! という家系である。
食ってやれば供養になる。
そう信じて、持ち帰られるものは、みないただいてくる。

ただし、自分の釣ってきた魚だけである。
私を含め、ほかのことで厨房にはいることはなかった。
いまは、誰もしてくれないから、やむを得ずたっているけれどね。

釣ったら食う、食わなきゃ釣りするな...
こういうことは無謀かもしれないが、
魚を傷めるだけの釣りは、捨てているのと同じ。

で、この話は前にも書いたが、
わが総帥が、ヨタ波から若い衆を避けさせて、それでヒラマサをバラシたという、
神津島は砥苗オネモの出来事から2年が経過した。

総帥が小笠原諸島へ出掛けた。
この時はヒラマサがよく食って、何本かを持ち帰った。
聞くところによると、船内に持ち込める手荷物の重量が決まっているそうな。

で、トータルの人数の割り当て持ち込み重量分だけ、
大きいほうから計算していく。
リミットいっぱいになったところでアウト。こんなルールでいくのだそうな。

小型の数を釣っても駄目、大型狙いでないともって帰れない。
ほんとうに、いいリルール。
で、そのヒラマサを君達に食べてもらうから...とのお誘いがあった。

23kg、磯からにしては立派なサイズである。喜んで参加させて頂いた。
が、お呼ばれのメンバーを見ると、
なぜか、あの神津島のバラシの一件に関わった者ばかり。

一言も触れはしなかったが、
若い連中の前でバラシたことが、
おそらく総帥の脳裏から離れなかったのだ。

小笠原で、ご自分の記録更新を果たしたことよりも、
それを、あの時のメンバーに食べさせて一件落着なのである。
ご機嫌よく盃を重ねる総帥をみて、私はその釣るという執念に戦慄した。

還暦を過ぎてなお、この執念。磯釣り師はかくあるべし。
ヒラマサの味? 正直いってちょっと臭かった。

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